今すぐできる、心を育む「土台作り」

「場」というのは、大切だなあと思います。

たとえば、植物を育てるときに、「土作り」はとても大切。
もちろん肥料、水やり、日光も大事だけど、それは「土」があってこそ。

人間の心や身体も同じじゃないかなあと思います。

先週末、マトリックス・リインプリンティング
(Matrix Reimprinting)という
イギリス生まれのセラピーの講座のアシスタントに行ってきました。

アシスタント、というのは
参加者のみなさんがペアになってセラピーの練習をしている時に
うまくいっているかを見守ったり、
ところどころアドバイスしたり…なんてことをしながら
セラピーを身につけるお助けをするのがお仕事です。
あ、号泣している方には、そっとティッシュをさしいれたりもします💕

こころの母体となる「場」を育みなおそう

マトリックス・リインプリンティングの
「リインプリンティング」とは「再刷り込み」、
「マトリックス」とは
「何かが生まれ育っていくシステムを提供する場」という意味です。
「母体」「発生源」などとも訳されます。

私たちの心や身体が「ある」。
当たり前ですが、心や身体を育む「なにか」が(まわりに)ある。
それが、私たちの「マトリックス」です。

つまり、こころ、身体といった
「私たちを育む場を再刷り込みする」セラピーということです。
育む「場」をつくりかえることで、心と身体も変わるということですね。

さて、ここでいう「場」というのは、実は量子論ベースのお話し。

記憶、感情、心深くに決めこんだ思い…
目には見えないけれど、エネルギーとしてある。
それが今、この瞬間の「わたし」の心や身体を作り出している「場」です。

辛い記憶だったり、未消化の感情がたくさんの「マトリックス」は
乾いていて、石ころやガラクタや、折れた枝や根っこやらが
ゴロゴロ転がったり埋まっているような痩せた土壌のようなもの。

痩せた土地を豊かにするには
石ころやガラクタは取り除いて、ふかふかの腐葉土をあげて
耕しながら空気を混ぜてあげて、豊かな土を作ることからはじまる。
(注:これは「たとえ」なので、「乾燥した土地を好む植物もある」というツッコミはご遠慮ください:笑)

それと同じように、
ずっと「マトリックス」のなかにあった
悲しさ、くやしさ、怒り、恐怖、無力感、
そんな未消化の感情を解放してあげたり、
やわらかなエネルギーの流れを作ってあげることは、
豊かな「マトリックス」作りになるんですよね。

遅すぎることはなにもない。
「場」といっても
実際の環境を変えるのではなく自分の「マトリックス」をケアするので
遅すぎることも、あきらめることもない。
会えなくなってしまった人に対する思いや感情も、扱うことができる。

過去にどんな辛い経験があったとしても
「マトリックス」を丁寧にケアしていってあげれば
「私の心」「私の身体」は、無理のない健やかさを取り戻してゆく。

今回も、アシスタントしながら
心残りだったこと、言えなかった声、たくさん聞くことができました。
それは、実は愛に触れる時間でもあります。
ふふふ、アシスタント冥利に尽きる。

あ、日記のつもりが、
なんだかMatrix Reimprintingの説明みたいになっちゃったな。
まあいいや。

それでは、みなさま、ごきげんよう。
自分にやさしく お過ごしください。

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Matrix Reimprintingについてはこちら → 
Matrix Reimprintingを学ばれたい方は  Matrix Reimprinting Japan公式サイト へどうぞ
(年1回ぐらい開催されています〜〜)

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