本当は愛に満ちた家族だった

RFTジャパン代表、佐藤純子様へのセッションのご感想です。

さてこちらの感想は、実はだいぶ前にいただいていたのですが、
掲載がすっかり遅くなってしまいました。

実は、私、この感想をいただいて、
「あのセッションなしで今の私はなかった」….なんて
わ…わたし、そんなたいしたことしてないよ? と
ちょっと、こっぱずかしかったのです。で、世に出せませんでした。
この場を借りて純子さんにあやまります。ごめんなさい!

でも、今、みなおして、改めて大切なことに気づきました。
それについては、このご感想のあとに付け加えておこうと思います。

まずはどうぞお読みください。


亡くなった父への愛

(RFTジャパン代表 佐藤純子様)

私は現在、心理カウンセラー&セラピストとしてクライアントさんと癒しの旅をする日々を過ごしています。

この道に進むまでの、自分を見つめる癒しの日々の中で小貫さんには本当にお世話になりました。
その中で、生涯忘れられないセッションがあります。
それは、父との関係をテーマにしたセッションでした。

私は何十年も父を否定して生きていました。
「父は自分のことばかりで家族を愛してくれなかった。父のせいで私たちは不幸になった。家族は父を憎んでいる。」
そんな思いから抜けられずにいました。

セッションの中で、私が「父は○○だったと思います」とつい言ってしまった言葉に対して、
小貫さんが「ということは、推測ですね」と仰ったとき、実はかなり腹が立ちました。
スカイプ越しに、ぎりぎりと歯噛みする思いで、「思います」なんて言ってしまった言葉を後悔し、
推測扱いした小貫さんが憎らしくも感じました(スミマセン!)。
何とか小貫さんにこれは推測ではなく、事実だと分かってもらいたいと、
思考が忙しく動いていたのを今も覚えています。

しかし、それを堪えて続けていくうちに、やがて私の中で大きな変化が起きました。
「父は私たち家族を愛していた」
「私は父を愛していた」
この言葉を受け入れることが出来たのです!
これはまさに奇跡の瞬間でもありました。
わぁわぁ泣きながらタッピングをして感情を解放していくうちに、分かったことがあります。
生きることが苦しくて仕方がなくて、誰かにこの苦しさを背負って欲しかった。
だから、父を悪者にすることでこの行き場のない不幸感から逃げていたのだ、というこ と。
父を憎む思いは、その日以来、私の中ですっかり消えました。

父が亡くなってからのセッションでしたが、心はずっと満たされています。
セッションの前までは最悪の父、最悪の家族関係だったのが嘘のように、
家族を思い出すと「愛と優しさに満ちた家族だった」と温かい気持ちになります。

あのセッションなくして、今の私はありません。
父への思い(同時に家族関係)が大きく転換できたこと、小貫さんに心から感謝しています!!


さて。

掲載にあたり読み直して、改めて目を引いたのがこの一文でした。

「父が亡くなってからのセッションでしたが、心はずっと満たされています」

そう、
おきたできごとは、なにひとつ変わらなくても
出来事に対する思いや感情、捉え方(解釈)は、いつでも変えることができる。
言い換えれば、どんな瞬間にも心の安らぎが訪れるということ。

過去は変わらない。
けれど、あなたの心の平和は、必ず訪れる時が来る。

だから、どんなに苦しい時でもなにひとつ、あきらめることはないのだと思います。

このセッションの後に
佐藤純子さんはRFT(Resistant Freedom Therapy®)という素晴らしいセラピーを考案されます。

「あのセッションなくして、今の私はありません」ーと純子さんは書いていらしゃいますが、
だとしたら
あのセッションがあり、今の佐藤純子さんがあり、RFTがあり、
そしてRFTで救われている方々もいらっしゃる-ということ。

佐藤純子さん、ありがとうございました。

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