占い、展望、予言などに振り回されそうな時は

何かが「おわり」を迎えようとする時、
「これまで」をまとめて、「これから」をまとめて、
なんだかんだと、語ったり、語られることが多くなる。

この年末は、「今年」と「来年」だけじゃなくて
「平成」と「平成の次の元号の時代」という視点も加わる。

政治のこと、経済のこと、国際問題のこと、地球環境のこと….
「これから」の話をするときに、
「明るくないこと」が語られることも多い。


展望、解説、予告、予言、占い、アドバイスいろいろある。
けれど語られていることは、ただの「考え」。
「考え」の寄せ集め。


そこには、なにも「真実」はない。
言葉が行き交っているだけ。


話している人が当たる占い師だろうと、
偉い学者さんだろうと、評判の解説者だろうと、
身近な誰かだろうと、関係ない。
考えが行き交っているだけ。


もしあなたが、
こうした「これから」の話をきいて不安を感じたり、
ザワザワしたり、憂鬱な気分になったら
覚えておいて欲しい。

それはただの「考え」だから、脇に置いておけばいいということを。

不安の居場所を作ってあげる

他人の考えを脇においたら、
自分の中におきた不安や憂鬱の存在を認めてあげるといい。
一旦、自分のなかに「居場所」をつくってあげよう。
あんまり心地よくはないかもしれないけれど。

そんな難しいことじゃない。
「わたしのなかに」
ということばをくっつけてあげればいい。

わたしのなかに、不安があるな。
わたしのなかに、
「うまくいかないかもしれない」という思いがあるんだな。
わたしのなかに、「自信がない」という声があるんだな。

居場所を作って、その存在を認めてあげたら、
こんどは
これも脇に置いてごらん、他人の考えをそうしたように。

脇に置くだけでいいよ、消したり潰そうとしなくていい。

他人の考えを脇に置き、自分の考えや感情を脇に置く。

そうすると一体何が残るだろう?




そう、そこがあなたのスタートだよ。
その「まっさら」からはじめてみよう。


今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。。

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