絶望的に暗い空

ようやく見に行ったボヘミアンラプソディ。
仕事の合間で結構慌ただしかったけど、見に行ってよかった。

応援上映ではなかったので、暗闇で口パクして歌ってました(笑)。
ボブ・ゲルドフ(の俳優さん)が好青年風で笑えました。

10数年前、真冬のロンドンで
ボへミアンラプソディをよくきいていました。

ロンドンは緯度が高いため、
クリスマスの前後には、4時半ぐらいで真っ暗になります。
おまけに晴れない日が多く、いつも暗雲の下にいる感じ。
そして冬の寒さ。
気持ちもなんとなく沈みます。

「ああ、こういう国でこの曲は生まれたんだわ…
こんなところにいたら死にたくもなる…
ましてや移民のフレディ…
イギリスのこの気候は絶対合わなかったに違いない。
有色人種(フレディや自分を含めたアジア系、アフリカ系の人たち)はもっと日光が必要じゃ!!」と

と、暗雲を見上げながら
妙にこの曲に納得したのを今でも覚えています。

写真はその時撮影したロンドンの空。
絶望的に暗い(笑)。

決して抜けられそうにない…と思っていたけれど
何事にも終わりがある。
絶望という終わりのあとは、希望しか残らないということも
この頃に知りました。

今日から12月。東京の空は青く、柔らかい日差しです。
気持ちもやわらかくなりそうです。

それでは、みなさま、ごきげんよう。
自分にやさしく お過ごしください。

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