みんな本当はコドモなんだよ

スーパーでレジ待ちをしていたら
隣の列にバギーの上で大号泣している男の子。
身体の大きさからいったら2歳半ぐらいかな。

最初のうちは「やだー」とか「ほしいー」とか
なんだか言っているのがわかったのだけど
お母さんがレジが終えた頃には、わけのわからない擬音の連続。

「コドモあるある」で
一旦泣き出したら、勢いづいて泣き叫び続ける。
全身のありとあらゆる力を発散させるようにして。

あのボクに限らず
とにかくヤだけど、どう表現していいかわからない、
言葉にはできないってことは、よくあるものだ。

しんどくても、言葉で表現できない。

言葉にできてないだけで
人間、感じていることはいっぱいある。
言葉になおせるもののほうが
少ないくらいだ。

仕事柄、人の「苦しみ」について聞くことが多い。
(というか、それが仕事、といってもいい)

カウンセリング(トークセッション)というのは
難しいなあと思うことがある
苦しみを言葉へと変換していかなければ
先に進みにくいからだ。
そして苦しい時ほど
実はその作業が難しかったりする。

私自身を振り返ると
「人生どん底」というくらい
ロンドンに住んでいた頃に苦しかったのだが
その時一番苦しかったのは
苦しいのにも関わらず、
何がどう苦しくて、
誰にどう伝えればいいのか全くわからなかったことだ。
私は、自分の苦しみを表現できるほど
ココロについての知識もなかったし
ましてやそれを語る英語力もなかった。

そこいくと「セラピー」はとてもいい。

「ココロに抱えていること」を
言葉に変換しなくても
そのままおろすことができるからだ。

自分のココロにあるエネルギーを
そのまま表現すればいい
言葉にできないままでいいよ。
そのまま楽になろう。

と声をかけてあげられる。

子供は「ことば」を組み立てるのが
大人ほど上手じゃない。

もうひとついえば
「ことば」を組み立てるのが
上手じゃない子供は
おそらく、すごく生きにくくて
その生きにくさを表現できず
苦しさを増していることも多い。

まだあの「ボク」のようにギャン泣きして
自由に感情をできるうちはいい。
だんだん、年齢とともに、それができなくなっていき
抱えている苦しさに対しても鈍感になってゆく。
鈍感になるだけで、苦しさは消えるわけではないのだけど。

だから思う。

感情をケアできる簡単なセラピーを
お母さんができたら、どんなに子供は楽だろうと。
そしてお母さん自身も、どれだけ救われることか。

もっといえば、
「読み書き」できるように、
「ココロ」や「感情」に対する理解深まり
おうちでそこそこの「セラピー」ができるようになっていれば
みんながどれだけ生きやすくなることだろう。

泣き叫ぶボクを乗せたバギーを
ただ黙って押しながら店を出て行ったお母さん。
バギーの両ハンドルに
買ったばかりの品物がいっぱいにつまったスーパーのレジ袋。

バギーの上でギャン泣きしてる「ボク」も
そんな「ボク」の面倒をみている「おかあさん」も
本当は、みんなのココロのなかにある。

セラピーは、そんなみんなのココロを
やさしく包んで、溶かしてくれる。

「セラピーができる」が、当たり前の世の中になるといいな。
スーパーの帰り道、そんなことを思った。

みんな、本当はコドモなんだもの。


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