痛みのあるところ、傷みのあるところ

年明けからの腰痛、少しは歩けるようになったので
いつもお世話になっている整体にいってきました。

私の行きつけの先生は、相当のヒーリングオタク(褒めてます)。
どんな体の痛みも、「内臓ファースト」でみる。
(↑私がそうネーミングしてるだけ:w)
たとえそれが腰痛であっても♪

というわけで、体の歪みや、筋肉の状態などをチェック後
「腰痛の原因は腎臓!」ということで
腎臓のヒーリングからスタート。

今回の腰痛、先生の解説をかいつまんでいうと

腎臓が不調になり、腎臓が自立する力を失って位置がずれる。
そして腎臓のまわりにある筋肉や筋膜の位置もずれていく。
筋肉や筋膜にひっぱられて、骨、つまり腰椎の位置もずれる。
そして腰痛になりましたとさ…

….というわけです。

自己治癒力をあげるために
脳にも元気になってもらう必要があるわけで
腎臓のヒーリングをしつつ、脳のヒーリング。
エネルギーが流れやすいように、顔の筋肉や頭蓋骨をすこーしずつゆるめてきます。
(このへん、気功+クラニオセイクラルっぽい感じ)

そのあと、お腹周り、背中周り、腰回り、両脚の
ずれていたり縮んでいた筋肉や筋膜をゆるめて施術終了となりました。
(このあたりはカイロプラクティックとマッサージが混ざってる感じ)

腰痛だからといって、
「腰」だけが傷んでいるわけではないんだなあ..と思いながら歩く帰り道。
まあ、多少は痛みは残ってるけど、
向こうからくる人をちゃんと避けられるなんて
な〜んて幸せ♪

そして気づいたのでした。

腰の痛みの一番の原因になっている腎臓については
なんの痛みも感じていなかったってことに。
でも、傷んでいたんですね。痛んでなくても。

心の痛みも一緒だなあと思います。

「仕事が辛い」
「パートナーとうまくいかない」
「お菓子がやめられない」…

それは、表面上の心の痛み。

では、こうした表面上の
「痛み」をつくりだしているのはなんでしょう?

…それは心の奥深くにある
「息を潜めている沈黙しているわたし」です。
わたしの腰痛でいえば、「疲れた腎臓」にあたる部分。

仕事が辛くなるくらいまで、どうしてそんなに無理をしてしまうのだろう?
パートナーにどうしてそんなに多くを望んで、責めてしまうしまうのだろう?
お菓子に手が伸びてしまう、そんなわたしは心の奥で何を訴えているの?

そうせざるを得ない「わたし」がいる。
普段見過ごしているけれど。

息を潜めているだけで、
傷みを抱えていないわけでもなければ、
存在していないわけでもない。
沈黙しているけれど、
思いだって、感情だってちゃんとある。

この息を潜めているわたしに会いにゆく、
声をきいてあげる、傷みをわかってあげる。

助けを求めているのは
癒しを求めているのは、この「息を潜めた沈黙しているわたし」。
ここにある「傷み」をちゃんととりだしてあげる。

これこそが「自分探し」の旅です。

「息を潜めていたわたし」の「傷み」への癒しと理解は、
いまの「痛み」への理解と癒しになります。
それは自分への理解と癒しであり、他者への許しになる。

沈黙していた腎臓に
「ああ、ごめんね」とあやまりながら
” 痛みから「傷み」の声をひろってゆく
-今年もそんなセッションをしていきたいな”と
気持ちを新たにしたお正月でした。

 


 

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